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平成27年度大阪府立図書館協議会の概要(平成28年3月17日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月12日更新

日時 平成28年3月17日(木曜日)午後2時から4時まで
場所 中之島図書館 別館2階講義室

1 開会
2 委員紹介
  出席委員:井上委員、今井委員、尾﨑委員、岸本委員、高崎委員、中島委員(途中退席)、村上委員、山﨑委員
  欠席委員:村田委員、八重樫委員
3 中央図書館長挨拶
4 議事(質疑要旨)

【議題1】第二期(平成25-27年度)大阪府立図書館の活動評価について
(H27年度の自己評価について事務局より説明)

(評価部会長より評価部会での意見報告)
2月19日に活動評価部会を開催した。本評価は次年度夏の予定であり、現時点での意見交換を行った。
研修についてはニーズに沿った内容になったことを評価する。
蔵書評価については、他で行っている事例が少ない中で取り組みを行っており、評価できる。今後は利用者ニーズにつなげてほしい。
外部連携については、連携は広がっているが、まだまだ府立図書館で行っていることが効果的に外部に発信されていない。ソーシャルメディアの活用など進めてほしい。堅苦しい言葉では若い層などに届きにくい。
学校支援については、府立図書館としては、学校への直接サービスより、間接的なサポートに力を入れるべきではないかと考えられる。次期への課題としてほしい。

(委員)
資料4-1「大阪の歴史と知の蓄積を確実に未来に伝えます」という基本方針と重点目標の内容があまり一致していないように感じられる。
大同生命ビルの二階で、NHK朝ドラ「あさが来た」のモデルとなった広岡浅子さんの展示会が開催されている。たくさんの見学者がお越しになりバスが何台も止まっている。中之島図書館でも広岡浅子さん関連の展示をやれば、大同生命の展示会のついでに中之島にも寄ろうという流れがうまれるだろう。
また、市民の大学として設立された懐徳堂についても大阪で知っている人は少ない。懐徳堂の資料を現在引き継いでいる大阪大学懐徳堂記念会のサイトとリンクするなど連携をしてはどうか。そのような工夫が大阪の歴史と知の蓄積を確実に未来に伝えることに繋がるのではないか。

(図書館)
かつて中之島図書館で懐徳堂の資料を保管していたこともあるので今後工夫していきたい。
またデジタル大阪ポータルでも情報発信をしていきたいと考えている。

(委員)
評価部会でも同様の指摘が出ていた。ドラマに関していえば、現在放送中の大河ドラマ「真田丸」に関連して大阪資料・古典籍課にて「真田棚」という書架を設置して関連資料を配架するなど、中央中之島両館でタイムリーに展示などを行っているが、それにかかる情報発信にはまだ工夫の余地があるのではないか。

(図書館)
朝ドラ「花子とアン」が放映中には中央図書館で柳原白蓮の展示を行い大変好評だった。また有名な作家が亡くなった時などにできるだけキャッチーな展示をしており今後も継続していきたい。

(図書館)
中之島図書館では4月から指定管理者制度導入予定である。府市統合本部会議で事業者とともに文化事業を展開して中之島一帯に賑わいを創り出す方針が示されているので、それに沿って進めていきたい。

(委員)
知る人ぞ知るという部分は情報発信を強化していく必要がある。デジタル大阪ポータルには海外にむけての情報発信、ひいては海外からの集客効果に資することも期待したい。地下鉄に乗っていたらわからないが、大阪市内には有名な人物や歴史的事件に関係する場所がたくさんある。それらも是非発掘し紹介してほしい。
資料2-4 「△」になった障がい者サービスについては、年度末実施の研修に定員を上回る参加者があり好評だったと報告があった。ニーズは非常に高いと考えられる。
中之島図書館は古い建物なので難しいこともあろうが、障がい者への対応もお考えいただきたい。知的財産へのアクセスに障害がなくなる事は非常に大事な視点である。今後、この項目の評価が「○」から「◎」になっていくよう取組の進展を期待する。

(委員)
資料3-3 学校支援サービスについて、前回協議会で実施予定としていた高等学校向けの図書館講座はどうなったか?

(図書館)
「りぶこ」という高校生のための図書館講座を12月に試行実施し、大変好評であった。現在28年度以降の本格実施に向けて広報中である。

(委員)
障がい者サービスの向上に関連して、大阪市立の全支援学校が府立に移管される。障がいのある子供たちへの読書支援をよろしくお願いしたい。

(図書館)
支援学校については、卒業前に中央図書館で見学を受け入れ、図書館のサービスを体験してもらう例もある。今後もしっかり対応していきたい。

(委員)
よろしくお願いする。支援学校では先生が点字本を手作りしたりしている。何らかのサポートを先導していただけたらありがたい。

平成27年度の活動評価について現時点での自己評価として承認

【議題2】第三期(平成28-30年度)活動評価について
(第三期大阪府立図書館の活動評価について事務局説明)

(評価部会長より評価部会での意見報告)
研修については、ニーズに沿った内容で機会を広く用意したことは評価できる。しかし、障がい者研修でも定員を上回る集客があったとはいえ、同時に一つの場所に多くの人が集まるのは困難であり、今後、研修内容の動画や、府内公共図書館のベストプラクティスの公開を進めることも検討してほしい。
デジタル大阪ポータルについては、イメージが提示されたが、データ整備の部分などスケジュールが具体的ではない。予算の影響が大きいため難しい部分であると思うが、予算がはっきりしたら具体的な案の提示をお願いしたい。
第三期では成果目標、アウトカムを重視ということで指標として満足度が採られがちであるが、満足度に捉われるあまり全体が見えなくなったり、図書館の自己満足に陥ることにならないように注意が必要である。

(委員)
資料2-4の数値目標の下にあるのは成果指標か?
連番11番 パスファインダーの作成・更新数36。これは3年の目標なのであれば、1ヶ月に1つずつパスファインダーを作成・更新するという意味か。数値目標が低いのではないか。
連番21番 外国資料の利用促進。展示回数だけではなく、実際の貸出数が入るのではないか。例えば国際子ども図書館はアフリカというテーマで30冊から40冊ぐらいのセットの貸出しをするが、そこまでの含めた利用促進ではないか?
連番22・23番 学校関係者とは誰のことか。学校図書館の方か。ボランティアの方か。学校の先生方を対象にした方がいいと思うが、非常に曖昧な表現で研修の実施回数が3年間で9回、それが適切か判断できない。
連番23番 府立学校の母数がどれくらいなのか分からないので目標値30が妥当な数値目標かわからない。
連番24番 貸出冊数350とあるが3年間で考えると1年間に100冊程度となり、かなり少ない印象である。

(図書館)
これらは1年あたりの値であり、低い数値目標とは考えていない。
パスファインダーの中には、参考にする資料が確立していて基本的に変わらないもの(例:お経の調べ方)と、頻繁な更新が必要なもの(例:医療情報、法律・判例情報、社会保障制度等の調べ方)がある。連番11番については、現在両館で作成しているパスファインダーの約4分の1を毎年更新または新規作成する計算である。
連番21番の外国資料の利用促進について、来館者の目に見える形で外国語資料の所蔵をPRするところから出発したいと考えている。ミニ展示をこまめに実施したい。
連番22・23番について、教員(司書教諭を含む)、非常勤職員、ボランティア等、学校図書館に関わる人たちを対象とした研修である。公共図書館関係者と学校図書館関係者が同じ場で研修も受け、情報交換することも大事だと考え、両者が参加する研修も予定している。
連番23番について、支援学校が約40、府立学校が約140である。
連番24番の350も1年間の目標である。

(委員)
重点目標はアウトカム重視ということであるので、例えば来館者数そのものではなく、利用のされ方や利用者の反応などを幅広く追う努力をして欲しい。
基礎指標について、23年度をホームページのアクセス件数を100にして、26年度を109、10%の増としているが、この期間にデジタル化は急速に進んでいる、加えて23年度には光交付金もあったので、大量のデジタルデータが作成されたと思われる。しかしアクセス件数には反映されてない。件数を上げつつも、それをどう見せるかの工夫が必要ではないか。
Twitterについて、ツイート前に決裁が必要と聞いている。そうすると、想定ターゲットである若い人たちにはあまり面白くない内容になってしまう恐れもある。読む人たちがどう受け止めるか図書館として把握する努力が必要である。
加えて、活用する・知るといったところの展開の工夫がうまくいけば、歴史研究者等以外の人たちが古典籍の画像データを利用するなどまったく思いがけない利用につながる。例えば和菓子屋さんが地元の地図を見つけ出して包装紙に使う例や、古文書を読み下して活字にすることにより理系研究者が過去の地震についての記録を調べ始める例がある。図書館側にとってもプラスなので、そういう例を図書館側が把握する努力を進めてほしい。

(委員)
デジタル大阪ポータルは非常に良い試み。APIによる連携も含め、博物館、美術館とのいわゆるMLA連携を広く進めてほしい。現在、地震関係の地方(じかた)文書を読んでいるが、府内で連携すれば有用なデータが集まってくるだろう。府立図書館だけでと狭く考えずに連携を広めていってほしい。府内で連携すれば、たいへん有益なポータルになる。

(委員)
図書館未設置の自治体へは、図書館の支援だけでなく、その自治体にある小中学校への支援もお願いしたい。そのような自治体では子供たちの読書支援がどうしても弱くなりがちであり、府立図書館がサポートすると子供たちのためになる。また、アルバイトの方や短期雇用の学校図書館関係者にも研修機会を提供してほしい。

(委員)
デジタル大阪ポータルについて、第5期科学技術基本計画でオープンサイエンス、オープンアクセスが推進される。文献のフォーマットやタグ付の共通化も考えて行ってほしい。
SNSについては、ポータルと連動させて、どうしたら活きたSNSになるのかを検討し、どのような効果があったかなどの効果測定もしてほしい。

(委員)
サービスの利用者が満足したかどうかだけではなく、その後どう活用されたかを検証することが重要。研修も受講後どう活かされたかが重要で、それが今後の課題である。

【議題3】報告事項

(図書館より中之島図書館の指定管理者及び関連事業者について報告)。

(委員)
指定管理者制度の導入によって図書館の情報発信についてフットワークが軽くなるのはいいが、個人情報保護の面が気になる。どう管理しているのか。

(図書館)
指定管理者については、週1回の連絡調整会議にてしっかり議論している。その上で情報発信を行うので個人情報が出ていくことはない。

5 中之島図書館長挨拶
6 閉会

資料1-1 重点目標評価シート一覧 [PDFファイル/85KB]
      重点目標評価シート [PDFファイル/1.44MB]
資料1-2 評価の基準と重点目標評価シートの記入について [PDFファイル/162KB]
資料1-3 大阪府立図書館の活動評価─第二期の総括と第三期への課題─(素案) [PDFファイル/361KB]
資料1-4 基礎指標(平成23年度~26年度) [PDFファイル/258KB]
        大阪府立図書館の基本統計 [PDFファイル/264KB]        
資料2-1 大阪府立図書館 第3期活動評価について [PDFファイル/153KB]
資料2-2 「基本方針と重点目標」第2期─第3期 対照 [PDFファイル/138KB]
資料2-3 第3期活動評価 シート1~5(案) [PDFファイル/114KB]
資料2-4 第3期活動評価 重点取組業務自己点検シート(案) [PDFファイル/150KB]
資料2-5 第3期「基礎指標」について(案) [PDFファイル/368KB]
資料3  中之島図書館指定管理者について [PDFファイル/282KB]

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