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大阪府立図書館協議会の概要(平成24年8月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月13日更新

日時:平成24年8月23日(木)午後2時~午後4時
場所:大阪府立中央図書館 大会議室

1 開会
2 委員紹介
   出席委員:(9人)岩崎委員、尾﨑委員、北委員、高崎委員、秦委員、林委員、村上委員、森委員、山﨑委員
   欠席委員:(1名)今井委員
3 挨拶
4 議事(質疑要旨)

【議題1】大阪府立図書館の活動評価について
○平成23年度の総合評価と平成24年度のアクションプラン、次期
「基本方針と重点目標」(素案)について⇒事務局から説明
○「外部評価」について部会長から報告

<委員>
・外部評価は、アクションプランの基本方針1から5に沿って評価した。
なお、特記事項として国際児童文学館と市場化テストについての評価を追加した。
・次期「基本方針と重点目標」(素案)について、部会としては短期的な評価指標と長期的な評価指標があると考えている。
図書館事業は長年の蓄積と継続の中で培われていくものであるから、
2年、3年で評価するという短期的な指標と5年、10年という長期的な指標を使い分けてはどうか。
・市場化テストの評価については、府立図書館が求めるサービスの水準を質的側面から明確にしておくべきである。
日常の図書館活動の実践に基づいた評価の視点が欠落しないよう望みたい。
つまり長期的視点に基づいた評価指標が必要だろう。毎年の評価とは別に、長期の5年、10年の視点からの評価が必要だろう。
・今後に向けて、留意点を3点あげる。
1点目は、「デジタル岡山大百科」のようなサイトの大阪版、
つまり、大阪に関するさまざまな資料のデジタル化と情報発信を外部資金を活用して実施することの検討。
2点目は、来年予定されているシステムリプレイスでは、ユーザー認証基盤を確実にしておくこと。
時代遅れにならないようにネットワークインフラを整備していくこと。
従来の所蔵検索から資料と情報の垣根を越え、自館、大阪府域の所蔵だけでなく世界中の蔵書を検索できるようなシステムをめざすこと。
そして、クラウドコンピューティングをどう考えるかということである。
ただし、図書館システムは日々実務を確実に行わなければならないので、実務とビジョンのバランスのとり方が難しいであろう。
3点目は、次期市場化テストでは、受託事業の提案者もしくは実際請け負う受託者への何らかのインセンティブが必要であろうということ。

<委員>
・レファレンスの内容について、いわゆる一般的なレファレンスと学校への宿題支援や自由研究のレファレンスとでは、対象や方法が異なってくるが、それについてはどう把握しているのか。

<事務局>
・レファレンス件数の統計は各セクションの合計件数である。
具体例はレファレンス協同データベースに提供している事例のようにそれぞれの中身をみれば確認できるが、内容を分類して統計をとっているわけではない。

<委員>
・統計でなくとも、子ども向けの案内がもう少しあれば良いと思うのだが。

<事務局>
・子ども向けのパスファインダーを作り始めたところ。
まだ発行には至っていないが、ご意見として参考にさせていただきたい。

<委員>
・次期「基本方針と重点目標」(素案)について、府域におけるデポジット機能の構築とあるが、具体的にどのようなプランを考えているのか。
蔵書の収蔵能力の確保をどうとらえているのか。

<事務局>
・府立図書館の収蔵能力は、余裕があるというわけではない。
紙媒体の資料だけでなく、資料のデジタル化、マイクロ化による保存・提供方法を含めて蔵書構築を検討していきたい。
府立1館のみで資料保存をするには限界があるので、OLAとも意見調整しながら、府域としての保存計画を考えていきたい。

<委員>
・分担保存は今後、デジタル情報を含めた調整が必要であろう。
・地域資料は図書館以外にも博物館、文書館も収集しており、MLA連携の中で図書館を窓口として情報を入手できる、検索ができるようにする点も次期の目標の視野に入れていただきたい。

<委員>
・次期「基本方針と重点目標」(素案)では、重点目標に対して重点指標を設定していく枠組みにとしていくということで、少しわかりやすくなった。
・常に前年比で評価する指標ではいつか窒息するのではないか。
次期の重点目標にあげて伸ばす余地があり、それが重点目標に沿って伸ばそうというような計画であればよいが、機械的にあがるだけの指標ではもたないのではないか。
・長期スパンで行う評価と短期で行う評価の整理をもう少し進めてはどうか。
・評価にとらわれすぎると評価することが仕事になってしまう。本末転倒にならないようにしていただきたい。
<会長>
・ロングタームの目標を意識し、本日の意見を今後に活かしていただきたい。

⇒平成23年度の活動評価を承認。

【議題2】国際児童文学館のあり方について
○事務局から資料にそって説明
 移転に際しての経緯、移転後の状況を説明するとともに、今後のあり方として、基本方針、
基本的役割、具体的なサービス・活動について素案段階のイメージを説明。
○「第1回国際児童文学館のあり方検討部会」での検討内容について部会長から報告
 サービスの充実方法、専門性の確保、情報発信のあり方について報告。

<委員>
・事務局資料や部会報告を見ると「専門性」という表現があるが、切り捨てたはずの研究機能を復活せよというように読める。
今年度末まで2名の専門員を抱え、その結果として、児童文学・児童文化関係資料の総合資料センターと府域の子ども読書センター機能を担い、
一方で、これらは研究者がいないとできないともとれる。この2つは矛盾する話でないのか。
・専門性の高い司書を養成するというのは、まだ図書館の業務であり、評価できる。
最終報告には、どういう人を養成して、どのように評価できるのかが記述されることを期待している。
<委員>
・専門性の確保については部会としてもジレンマを抱えている。
資料を活用し成長していくためにはどのような専門性が必要かを検討する必要がある。
<委員>
・部会報告に「日本語以外の言語でも情報発信し」とあるが、一般的に外国語といえば、英、中、韓と考えていると思うが、学術情報の世界では英語以外は必要ないと思う。
<会長>
・研究の分野では英語が主流になっているが、今後どのようにしていくか考えていただきたい。
<委員>
・文化の学びという視点は大変重要だ。
文化の単なる継承だけでなく、子どもたちが創造していく力に結び付けていく点で、学校教育への支援は大事な役割を担っていると思う。
今後もこの方向性で事業を進めていただきたい。
<委員>
・府立図書館は、子どもの読書活動を支援するという重要な役割を担っている。
・今の子どもは外で遊ぶ経験が少なく、昔あそびはお年寄りの方が幼稚園や学校で教えて、文化が継承されていくという状態である。
貴重な資料は残し、府民に還元することが大事である。
・学校の先生方への支援等も重要だと思うので引き続きお願いしたい。

<会長>
 本日は長時間にわたり審議いただきありがとうございました。中央図書館、中之島図書館におかれては、本日の意見を、運営やこれからの図書館づくりに生かしていただきたい。

資料1-1 大阪府立図書館 平成23年度総合評価
参考資料 「アクション・プラン」と活動評価
資料1-2 大阪府立図書館 平成23年度 総合評価について
参考資料 大阪府立図書館の基本統計
平成23年度 活動評価のまとめ(重点目標レベル)
資料1-4 平成23年度 大阪府立図書館総合評価 国際児童文学館について
資料1-5 平成23年度 大阪府立図書館総合評価 市場化テストについて
資料2 大阪府立図書館 アクション・プラン 平成24年度 [PDFファイル 179KB]
参考資料3 アクション・プランと活動評価
資料3-1  次期「基本方針と重点目標」(素案)について
資料3-2  次期「基本方針と重点目標」(素案)
      【外部評価報告】 平成23年度大阪府立図書館の活動評価について
資料4-1  国際児童文学館 移転後のイメージ [PDFファイル 170KB]
資料4-2  大阪府立中央図書館 国際児童文学館の今後のあり方の検討に向けて(素案) [PDFファイル 135KB]
      【部会報告】 平成24年度第1回 国際児童文学館あり方検討部会報告

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