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平成29年度大阪府立図書館協議会の概要(平成29年8月10日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月22日更新

日時:平成29年8月10日(木曜日)午後2時から午後4時まで
場所:大阪府立中央図書館 2階多目的室

1 開会
2 委員紹介
  出席委員:石井委員、井上委員、尾﨑委員、川端委員、岸本委員、髙崎委員、みつぎ委員、村上委員、山﨑委員
  欠席委員:穂積委員
3 中央図書館長挨拶
4 議事(質疑要旨)

【議題1】会長の選任について
(事務局)
大阪府立図書館協議会条例第4条の規定により、本協議会の会長を委員の互選により選出する。

(委員)
山﨑委員を推薦する。

(事務局)
異議はあるか。

(委員)
異議なし。


【議題2】活動評価部会の委員について
(会長)
本協議会に、大阪府立図書館協議会規則第4条第1項の規定にもとづき、専門的に調査・審議する観点から活動評価部会を引き続き設置する。なお部会に属する委員及び専門委員は、同規則第4条第2項の規定にもとづき、会長が指名することになっているので引き続き、同志社大学の岡部先生、京都産業大学の岸本先生、関西大学の村上先生を指名する。村上先生には、部会長もお願いする。

(委員)
異議なし。


【議題3】平成28年度大阪府立図書館の活動評価について

(事務局より資料1から6の説明)
(活動評価部会長より活動評価部会の外部評価報告書及び資料1協議会意見欄の報告)

 (委員)
蔵書満足度、来場者満足度というのはどのように測っているのか。また大阪らしさや地域の魅力、という言葉の定義をどのようにとらえているのか。

(事務局)
蔵書満足度や来場者満足度は、来館者アンケートに設問があり、集計している。毎年府域図書館に対し府立図書館の蔵書に満足しているかのアンケートを実施している。また、大阪らしさとは、近世からの上方資料などをはじめとする大阪に関する様々な資料を扱っているところである。

(会長)
大阪らしさについて補足すると、中之島図書館ではこれまで大阪を舞台にしたNHKの連続ドラマに関連したイベントや展示会を実施されていた。

(委員)
大阪府立大学は世界を視野に入れつつ、大阪府への地域貢献も同時に求められている。府立図書館が大阪らしさ、というとき、どういう意味なのか。どんなイメージをもって、大阪らしさと表現されているのかが気になったところ。ところで大阪府立大学の図書館も来館者数が減っているが、大阪府立図書館の来館者数減少に関する要因分析をされているか。

(事務局)
貸出利用については、小学生以下の児童、中学生以上の成人、府内市町村からの協力貸出といった区分けをしているが、来館者数減少の原因は依然はっきりしていない。ただし、児童の減少割合が大きくなっている傾向は確認できている。

(事務局)
全体の来館者数は利用者が入館したときにセンサーでカウントしている。またこども資料室に利用者が入室したときにもセンサーでカウントしている。こども資料室の利用者の減少割合も大きくなってきている、という現状にある。また年齢等来館者の属性については、センサーで判別できるものではない。例年実施しているアンケートからある程度推定できるが、来館者全体を把握できているわけではない、というのが現状である。

(会長)
来館者全体を把握するというのは困難だと思う。実施しているアンケートは経年変化を見るので、設問など変えるのは難しいかもしれないが、図書館として基本方針を打ち立てて取り組んでいることが利用者に伝わっているのかアンケートを工夫いただけたらと考える。

(委員)
来館者数の減少について様々な要因が考えられる。例えば少子化によって子どもの数自体が減っていること、インターネットで情報が得られるので図書館に情報を探しに行かなくなったこと、図書館の資料予約システムの利用で図書館に行く回数が減っていること、近辺の市町村立図書館新設に伴い図書館の利用が分散化したこと、というように様々な要因が考えられるが、それぞれの要因がどの程度来館者数の減少に影響しているかまでの分析は容易ではない。

(委員)
来館者数減少について、今の子どもたちは忙しくて図書館に行く時間がないということも原因として挙げられる。

(委員)
来館者数が減っている原因を子どもの数が減っているという社会現象だけで説明できるなら結構であるが、図書館自体の魅力がなくなり来館者数が減っている場合は、図書館が自主的に改善していく必要があるだろう。

(委員)
近年は図書館に行かなくてもネット購入できるので図書館に行く必要が少なくなってきている点も挙げられるだろう。府立図書館として来館者を増やしたいと考えるなら、例えば歴史資料・文化資料、あるいは行政資料などを分かり易く閲覧できるようにすることで、それらを求める利用者が増え、来館者数を増やすことができるのではないか。また海外では入口に設置した複数のディスプレイを利用して、自治体の事業情報が得られるようにしている図書館もある。図書館がそういった情報提供の方法を工夫すれば、来館者数を増やすことにもつながるのではないだろうか。また読書支援について言及すると、PISAの調査によれば中学生の読解力が課題となっていることから、いかに彼らに図書館を利用してもらうか、という視点も必要ではないか。面白い本があればそれを発信していくなどの工夫が必要だと考える。

 (委員)
資料費について、大阪府立図書館も府域の図書館も全体的に資料購入予算が減少している。平成29年度の資料購入費に占める児童書の割合についてご教示願いたい。

(事務局)
中央図書館の資料費は平成28年度は約8,800万円、平成29年度には約8,100万円と減少している。児童書の購入予算は、第3次大阪府子ども読書活動を進めていることもあり、前年度と同額にしている。

(委員)
図書館の魅力は、自分が探し求めていた本が実際にその図書館にあったということや思いがけない本と出合うことである。しかし資料費は平成26年度の9,500万円から、平成29年度の8,100万円へと減少している。この予算削減は毎年の資料購入冊数を減少させてしまい、結果として府立図書館に行けば探していた本があったという経験や思いがけない本と出会うという経験も減らしてしまっていると考えられる。こういったことが来館者減少につながっているという側面もあるだろう。

(委員)
基本方針1の趣旨は、市町村図書館を支援して府域のサービスを充実させる、というもので一番大切な点だと考える。したがって府立図書館の支援により大阪府域の図書館数や蔵書数、レファレンス件数などが増えたという実績があれば、そこは評価すべきと考える。また東大阪という場所は全府民がアクセスしやすい場所ではないので、来館者数だけで図書館を評価することには違和感がある。次に生涯学習施設・社会教育施設でもある図書館としてもつべき視点が二つあるように思う。一つに、PISAの調査にあるように、読解力の向上が課題である。大学入試も読解力と表現力を重視するスタイルへ変わる。社会教育施設である図書館もどう取り組むか考える必要があるのではないか。二つに、国際化への対応も必要と考える。今の時代、企業だけでなく学校現場においても英語などの外国語を意識せざるを得ない時代になっている。実際、学校には日本語以外の言語を母国語とする生徒がいる。こういう状況が、今後もっと進んでいくと考えられるので、図書館が国際化に対してできることを考えていただきたい。大阪府立図書館は府域市町村の先駆けとなる事例に取組み、それが市町村に根付いていけばよいと思うので、3,4年後を想像して進めていくことが大事である。また子どもたちの読書について言及すると、確かに今の子どもたちは忙しいが、面白い本があれば読むので、面白い本を紹介する取組みを図書館でやっていただきたい。最後に図書館の来館者数を増やしたいと考えるなら、面白いイベントをすればいいと考えるが、府立図書館の役割は、基本方針1にあるように市町村図書館を支援して府域のサービスを充実させることなので、そこを評価すべきと考える。

(事務局)
府域の状況については、資料5の基礎指標の通し番号46から52に大阪府域公立図書館指標を掲載している。一人当たり蔵書数は微増、資料費は微減、貸出数は毎年伸びている状況である。また国際化への対応については、例えばこども資料室で、多言語によるおはなし会を継続実施している。また学校等への特別貸出セットに今年度から英語の多読セットを準備している。

(会長)
府立学校への支援の評価がCである。これについて、府立図書館が府立学校に対してどんなことをやるべきなのか、どんな連携ができるのかなどを明確にするため学校現場と図書館との間にさらなる意思疎通が必要ではないかと思う。

(委員)
図書館は、本を借りるだけなく、さまざまな情報が見られる場所というのも重要な視点である。利用者にとって図書館でチラシを見るというのも楽しみの一つだと思う。引き続き各市の図書館のチラシを配架いただくなどの工夫をしていただけたらと思う。

(会長)
初めて図書館に足を運んだ方が、どこに何があるかといった分かりやすい配置を心掛けてほしい。

(会長)
以上ご報告のあった外部評価報告について、了承でよいか。

(委員)
異議なし。


【議題4】その他

(地域教育振興課より今年度の読書推進事業の報告)

(会長)
今後のスケジュールについて、今年度は図書館協議会、活動評価部会ともに1回の開催とする。次年度は、次期評価に向けて、協議会、部会ともに各2回程度開催する予定である。

5 中之島図書館長挨拶
6 閉会


資料1 重点目標評価シート [PDFファイル/402KB]

資料2 第3期活動評価の基準(案) [PDFファイル/151KB]

資料3 自己点検シート [PDFファイル/186KB]

資料4 「H28総合評価」 [PDFファイル/422KB]

資料5 基礎指標第三期 [PDFファイル/242KB]

資料6 大阪府立図書館の基本統計/都道府県別公共図書館集計 [PDFファイル/290KB]

資料7 平成29年度子どもの読書活動推進関連事業について [PDFファイル/288KB]

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