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令和2年度大阪府立図書館協議会の概要(令和2年8月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年9月25日更新

令和2年度第1回大阪府立図書館協議会議事録

日時  令和2年8月27日(木) 14:00から16:00
場所  大阪府立中央図書館 多目的室

出席者:山﨑会長、岸本委員、栗田委員、髙崎委員、田中委員、三宅委員、村上委員、

(web 会議システムによる遠隔参加)井上委員、沼倉委員

欠席者:家門委員

1. 開会

2. 中央図書館長挨拶

3. 議題

<議題1>令和元年度 大阪府立図書館の活動評価について

(事務局より説明)

(活動評価部会部会長より外部評価について説明)

今回の活動評価は、4年を1期とした1年目に当たり、4年を通してみないとわからないこともたくさんあるため、限定的な評価となる。また全体的に、新型コロナウィルス感染拡大の中で今後も複数の取組の中止が余儀なくされていくことを考えると、図書館自身の努力だけでは避けようのないことも多いので、その点に留意する必要がある。

(基本方針1)今期に関してはグループウェアの導入が非常に大きなポイント。2年度、試行運用に入る段階にまで至っている。今後、特に対面での情報交換がしづらい現状にあって、どのように活用していくかというのが、非常に重要になってくるだろう。併せて、情報共有の試みも進められた。「災害発生時の危機管理対応、情報共有」を一つの背景とする基本方針において、こうした取組は非常に有意義なものと考えている。

また研修について、動画配信などによる取組も開始されているが、引き続きこの感染拡大下で実施できる形をとりながら、どのように柔軟な取組が継続されるか、注目したい。また、昨年度までの評価報告の中で、研修に合わせて、研修後に行うインフォーマルなコミュニケーションについても重要であると指摘していたが、対面での研修が難しい中、それに代わる取組を遠隔でどう実施するかということも併せて重要ではないか。

(基本方針2)紙・電子媒体資料統合提供調査チームを立ち上げ、電子書籍・電子ジャーナルと紙の情報をいかに統合的に提供していくのかということについての調査を行ったことは、公共図書館では先進的な取組である。中間報告の概要にもあるように課題についても的確に認識されており、取組の端緒として高く評価したい。

また、ビジネス支援に係るセミナー等は目標を下回ったのはやむを得ないことと考えられる。

(基本方針3)支援学校との連携拡大に向けたサービス実施の検討、また令和元年度から新たに団体貸出を行う矯正施設が1ヶ所増えて、府内の全矯正施設で団体貸出が実現したことについては評価できる。一方、それ以外の、図書館から見えない子どもたち、特に民間事業として行われている不登校の子どもの集まりなど、どのように発見して読書に親しむ環境をサポートしていくかということは今後の取組に期待したい。

府立学校等への支援の実績値が目標値を大きく下回ったことについては、図書館側の取組をいかに周知していくかが重要。

(基本方針4)新型コロナウィルス感染拡大下、大学生等も在宅でレポート作成するにあたって、オンラインでしかも無料で入手できて信頼のできる情報は非常に重要。おおさかポータル関連の活動には一層力を入れて取り組んでほしい。

(基本方針5)SNS等での発信数が目標値を下回っており、中央図書館、中之島図書館ともより一層活用し、情報発信を強化してほしい。

令和2年度は、実地でのイベント実施がますます難しいので、研修同様オンライン開催を検討するなど、これまでのあり方を見直す必要がある。感染拡大の中でどのように場としての図書館を実現していくのか、様々な模索とその検証の年として位置付けて活動してほしい。

最後に、外部評価としては基本方針に則って高いレベルの活動が実現できていたという結果である。令和2年度は感染拡大の中で、様々な新たな取組とその検証の年と位置づけて、成果指標についても見直しをするべき点が出てくるかと思うが、大阪府立図書館はこれまでの実績に基づいて、困難な状況のもとでも必ずやその使命を今後も果たしていける存在であると確信をしている。

 

(質疑応答)

[委員] 中之島図書館が導入している指定管理者とは、どういう制度か。

[事務局] 建物の設備管理とともに、文化事業に関しての企画立案、実施の提案をしてもらい、運営に資するものについて図書館が選定をして、一定の管理契約料の中で運用をしてもらう制度。

[委員] 入札をして決定した業者に様々な事業をしてもらったり一部手伝ってもらったりする外部委託のように、指定管理者制度でも業者が一緒に事業を行っているということか。

[事務局] 委託業務は、大阪府で全て仕様を決定して業者に仕様どおりの実施を求める形であり、指定管理者制度は、事前に基本的な方向性とコンセプトを示しておき、その範疇である程度の自由度を持たせながら、知恵や工夫をこらして実施事業を提案してもらう形である。中之島図書館の場合、平成28年度より5年間、指定管理者制度で行っている。

[委員] 図書館運営事業に経験がある民間業者が1社ということか。

[事務局] 指定管理の応募条件の一つに文化的イベントの事業経験があることとしており、応募のあったものから1社を選定したもの。

[委員] 添付資料として配付された中之島図書館要覧前半の<組織及び各課の概要><現員表>を一見するだけでは、指定管理者が図書館の事業運営・運用・管理に関わっていることが分かりにくい。

[事務局]  要覧後半18ページに指定管理者との共同企画や指定管理者の文化事業のリストを記載しているが、指定管理者に関する詳しい説明はご指摘のとおり記載していない。

[会長]  要覧は、これまで積み上げてきた基本的な事柄が簡単に記載され、説明できる形になればよいのではないか。ご検討をお願いしたい。

[委員]  府立学校等への支援について、物理的な資料の協力貸出のみを府立学校への支援ととらえて活動し、冊数で評価されたということでよろしいか。

[事務局] 資料2-1自己点検シートでは、府立学校等への支援の指標として、高等学校への協力貸出冊数を目標値として設定している。

[委員] 来年度以降、印刷資料だけではなく電子資料についても考えてほしい。直接貸し出しでなくても、例えば今年度限りだが教材として使える電子書籍が著作権法の特例措置になっているが、どこにあるのかみつからない。小中高でもオンライン授業に移行しているところは、電子教材が見つからず、現場の教員は悩んでいたと推察する。大阪府立図書館のホームページを見ると、印刷媒体のパスファインダーは多数あるが、新しい形で授業を行う場合の支援が見当たらない。電子資料そのものでなくても、電子資料の存在の情報を提供するという支援体制もこれから考えていく必要があるのではないか。

[事務局] 中央図書館のヤングアダルト(12歳から18歳くらいの世代の若者)向けのサイトに、臨時休校中に参考になるようなサイトのリンク集を設けた。引き続き充実させたい。

[会長] 令和2年度は第4期の2年目ということになって、まだ起承転結の承に当たると思うが、withコロナのもと、その手法についてはいろいろと弾力的に工夫していく必要がある。委員からの指摘は手法の工夫の範疇に該当するので検討いただきたい。最終的にいろいろな高校生が学ぶのに図書館の資料というのが十分活用できるようにお願いしたい。

[委員] 協力貸出を利用した学校数は何校か。

[事務局] 令和元年度の利用学校数は11校。

[委員] 案内はあっても周知は広がっていないと感じる。熱心な担当者が辞めたら貸出冊数が大幅に減るという、学校図書館の担当者の問題は、今後も続くかと思う。ただ、学校としては探求の取組などがこれからさらに広がっていくので、協力貸出の利用の意義は広がっていく。そこで、学校として団体で取り組んでいくという形が難しいのならば、生徒が自分で繋げていけるような方向にもちょっと工夫があれば、利用に繋がっていくかと考える。学校が組織的に対応するということは、これからも厳しい状況ではあるだろう。

[会長] 学校司書の異動で左右される、個人に依存するような組織では長続きしないので、図書館を所管している地域教育振興課と、学校教育の方を所管している担当課との間で十分連携をとって、府議会の方でもそういった後押しをしていただけたらありがたい。

[委員] コロナ等の影響で貧困の問題が出ている。外部評価報告でも、見えない状態にある子どもについての指摘が書かれているように、生活がいっぱいで子どもを図書館へ連れて行くことができない親御さんもたくさんいると思われる。また、虐待等で児童施設にいる子どもたちも本に出会える機会がないと思うので、連携も考えていただきたい。

[会長] 小さいころから本に親しむという情操教育は大事だと思う。取組を進めていただくよう、部会の方でもご提言いただいているので、よろしくお願いしたい。
令和元年度の活動評価について図書館の自己評価および、活動評価部会の外部評価を承認するということでよろしいか。

[各委員]  承認

 

<議題2>その他 報告事項等

<新型コロナウィルス感染症拡大防止に向けた対応について>

<中之島図書館書庫について>

<中央図書館書庫について>

(事務局より説明)

(質疑応答) なし

 

4. 閉会

(中之島図書館長挨拶)

資料1       重点目標評価シート_1から5 [PDFファイル/844KB]
資料1-2別紙  紙・電子媒体資料統合提供調査 令和元年度中間報告の概要 [PDFファイル/439KB]
資料2-1     重点取組業務自己点検シート【令和元年度】 [PDFファイル/204KB]
資料2-1別紙  連番5別紙 [PDFファイル/68KB]
資料2-2     評価の基準等 [PDFファイル/170KB]
資料3       基礎指標第四期 [PDFファイル/445KB]
資料4       大阪府立図書館の基本統計/都道府県別公共図書館集計2019 [PDFファイル/337KB]
資料5       大阪府立図書館の活動評価‐令和元年度のまとめ‐ [PDFファイル/577KB]
資料6       新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた対応 [PDFファイル/833KB]
資料7       中之島図書館書庫棟改築その他工事について [PDFファイル/403KB]
資料8       中央図書館書庫の収蔵能力と今後のスケジュール [PDFファイル/464KB]
外部評価報告書  大阪府立図書館の活動評価について(令和元年度外部評価報告書) [PDFファイル/1014KB]

要覧2020   中之島図書館
要覧2020   中央図書館

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