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中央図書館職員ブログ「職員の日記帳」

このページでは、府立中央図書館の職員が「日記帳」としてブログを作成し、公開しています。日常の業務のこと、最近読んだ本のことなど、特にジャンルは決まっていません。どうぞみなさんにもお読みいただき、少しでもみなさんとの距離が縮まることを願っています。
  • このブログには「コメント」の掲載や「トラックバック」は受け付けていませんのでご了承ください。
戦中日記
 この夏、おもしろい本との出会いはありましたか?

 4階・人文系資料室の階段前で、「戦中日記を読む」と題して、昭和の戦争という時代を生きた人々の日記を展示しています。
 少し重たいテーマですが、若いみなさんに、ぜひ見ていただきたい資料です。

 展示資料リストも、配布しています。
 また、ホームページからも見ていただけます。
2009年8月20日  BM
アニメ
 こども資料室も夏休みを迎えて、こどもたちでにぎわっています。この時期によく受けるレファレンスのひとつにアニメの原作を知りたいというのがあります。

宮崎アニメなどで、原作の書名が使われているものはすぐ原作の本を出せます。
例えば 
■魔女の宅急便→「魔女の宅急便」 角野栄子著
■ハウルの動く城→「魔法使いハウルと火の悪魔」 ダイアナ・ウィンジョーンズ著
■ゲド戦記→「ゲド戦記」アーシュラ・ル・グイン著
 またほかにもTVで放送されていたあるいは今放送されているものをあげると
■図書館戦争→「図書館戦争」 有川浩著
■グイン・サーガ→「グイン・サーガ」 栗本薫著
■獣の奏者エリン→「獣の奏者」 上橋菜穂子著
■精霊の守り人→「精霊の守り人」 上橋菜穂子著
など数え切れないほどです。
 でも中には全然タイトルが違うものもあります。
 
 先日問合せを受けたのは、TVアニメ“山ねずみロッキー・チャック”の原作本があれば読みたいというものでした。名前に聞き覚えはありましたが、かなり以前のものだというのは確かなようです。調べるとき辞書のような本や年鑑などを使いますが、メディア関係のレファレンスはやはりインターネットが有効です。
 調べるワードとして“アニメ” “山ねずみ”といれると、何件かヒットし、ウィキペディアでもとりあげられていました。これはかなり丁寧に書き込みがされており、1970年代に放送されていて、原作についても触れてありました。ソーントン・バージェスという人が書いた「バージェス・アニマル・ブックス」というシリーズで20巻もありました。おもしろいのは、原作では“山ねずみジョニー”という名前で登場していました。
 図書館に本は全巻揃っていたので、内容を確認した上で、回答しました。
 質問された小学校高学年か中学生くらいの男の子のお父さんが、息子さんと相談しながら、その中から3冊選んで、借りていかれました。
 みなさんも、夏休みに知りたい、読みたいアニメの原作なんかあったら、ぜひ涼しい図書館にきて、カウンターで気軽に聞いてみてください。
2009年8月19日  H2O
図書館の怪談…!?(((( ;゚д゚)))) 【下】
(【上】は7月29日のブログを見てください)

 夜中の薄暗い図書館の中でかすかに聞こえるピアノ演奏・・・。
 もう気になりだすと仕事になりません。とにかくどこからその音が聞こえてくるのか調べてみることにしました。自分の持っているヘッドホンステレオ、フロアにあるパソコンを確認してもそこからではないようです。次にフロアをくまなく歩いてみました。すると、どうも非常階段のほうから聞こえてくるようです。そこで、非常階段を降りていくと演奏が終わり拍手が聞こえてきました。
 そこでハッとあることに気づきました!その日は夜の9時まで図書館内にあるライティホールでピアノの発表会があったことを・・・。その音がかすかながら漏れてきていたのです。
 昼間なら全く気にならないのですが、閉館後は全く音がしなくなるので上の階まで聞こえてきたのです。そのことがわかると一気に脱力してしまいました。まあ、それでも幽霊のしわざではないことがわかったので、一安心して仕事を続けることができました。
ライティホール
2009年8月18日  Karma!
1冊の本
 透明感のあるバッハ演奏で有名なピアニスト、故グレン・グールドは、夏目漱石の「草枕」を生涯愛読したことでも知られています。(一番有名なのは「アラン・ターニー」訳のものですが、他にも数冊異なる訳者の本を持っていたとも言われています。)
 臨終のベッドには、聖書と書き込みの一杯ある「草枕」が置かれていたとか、カナダの放送局で「草枕」を彼自身が朗読したとか、ある雑誌のインタビューで「草枕」は20世紀の最高の文学の1つと語ったなど、その傾倒ぶりは半端なものではありません。

 「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」という七・五調の心地よいリズム感ある書き出しで始まるこの小説は、わが国ではとても有名ですし、漱石のその後の3部作「三四郎」「それから」「門」に見られる本格的な作家活動への分岐点となる重要な作品ですが、なにがグールドをしてこの「草枕」に夢中にさせたのでしょうか。

 この冒頭の書き出しの後に、「越すことのならぬ世が住みにくければ。住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊い。」という部分がありますが、このいわば「芸術至上主義」とでもいうべき漱石の芸術観が、天才ピアニスト、グールドを魅了したのかも知れません。
 また、小説の最後の部分で、主人公の画家が、日露戦争に出征する弟を見送りに行ったヒロインの那美さんが同じ出征兵士の中に偶然に別れた夫を発見し「憐れ」の表情を浮かべたときにはじめて、永い間求めていた芸術的刹那を感じたという部分に、何らかの芸術的啓示をグールドが感じたのかも知れません。

 いずれにしても、グールドのその芸術に対する真摯な姿勢が、「奇人」と言われながらも、彼を20世紀最高のピアニストの一人と言わしめたことにつながっていると思われ、東洋の1冊の本を生涯にわたって愛し続けたことは尊敬に値するし、またとても羨ましく感じられます。
2009年8月12日  タンゴ
図書館の資料 授業で大活躍!
 大阪府教育センターの研修の一環で、夏休み期間を利用して、小・中・高の先生を対象にした、「図書館の資料を活用し、授業案を作成する」という研修が府立図書館を実習会場にして行われました。
 ある数学の先生は一次関数を生徒に身近に感じてもらうため、スポーツの記録(走り高跳び)資料を探して、それを折れ線グラフにしたり、またある英語の先生は、英語の絵本の棚を見ていて授業に使える絵本を発見されていました。先生の探している内容にぴったりあった本を司書が見つけてくれたので「図書館てなんて便利!」と図書館のレファレンス機能に感動された先生もいらっしゃいました!
 今回の研修では、授業案のプレゼンテーションが行われ、探された資料がどのように活用されるのかを垣間見ることができました。こんなにも図書館の資料が授業の役に立つなんて!と驚きの多い研修でした。
2009年8月11日  kakiku