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中央図書館職員ブログ「職員の日記帳」

このページでは、府立中央図書館の職員が「日記帳」としてブログを作成し、公開しています。日常の業務のこと、最近読んだ本のことなど、特にジャンルは決まっていません。どうぞみなさんにもお読みいただき、少しでもみなさんとの距離が縮まることを願っています。
  • このブログには「コメント」の掲載や「トラックバック」は受け付けていませんのでご了承ください。
あなたのおすすめ本のPOP広場 本のPOP 大募集!
 今年もやってきました、「第2回 あなたのおすすめ本のPOP広場」。
 本好きのあなた、イラスト好きのあなた、文章を書くのが好きなあなた、大好きな本の魅力をPOPでアピールしてみませんか?
 13歳(または中学生・中等部に在籍している人)〜20歳までの方のご応募をお待ちしています!
 募集期間は平成21年7月1日(水)〜9月8日(火)です。
 詳しくはこちらのHPをご覧ください。
2009年6月14日  チームYA
スクールサービス・デイ
5月14日に東大阪市の小学校3年生のみんながスクールサービス・デイに来館してくれました。スクールサービス・デイとは今年から始まった学校に向けてのサービスです。図書館が休館日の日に、お申し込みのあった学校に来ていただいて、図書館をのびのび利用していただきます。
この日は蔵書点検の真っ最中でした。小学生のみんなは元気いっぱいに地下1階の書庫から3階までと、蔵書点検の様子を見学して、おはなし会ではてあそび・絵本・おはなしを楽しんでくれました。後日、早速、図書館に遊びに来てくれた子もいました。ありがとう!
2009年6月1日  kakiku
チャップリンと名セリフ
 長い映画の歴史の中、名画に名セリフはつきもので、例えば(少し古い映画で恐縮ですが)「シェーン、カムバック」(シェーン)や「明日は明日の風が吹く」(風と共に去りぬ)などは、その感動的なラストシーンの情景とも相まって、私たちの記憶に残るものの1つです。
 チャップリンの「ライムライト」でのセリフも、最も有名なものの1つです。
老コメディアンが若いバレリーナに励ます言葉で、「人生で必要な物は3つ、勇気、想像力、そして少々のお金だよ」というあのセリフです。

 で、このセリフの面白いところは、その後、いくらでもバージョンが広がり、いささか無責任に引用され続けていることです。
 3つ目の「少々のお金」というのに込められた「お金なんてそんなに持っていてもしょうがないじゃないの」というメッセージ性が、現代の格差社会に生きる人々にとってある種の救いとなることから、それに加える形でいろいろなバージョンが生まれているものと思われます。

 まず、3つめの「お金」ですが、映画では「a little dough」(イギリスの俗語でちょっとしたお金の意味)と言っているのに、時が立つにつれていつの間にか「some dollar」から「some money」へと変化してきています。
ま、いずれにしても、「お金」の意味には変りがないのですから、これぐらいの引用間違いはまだ許されるのかも知れません。

 問題なのは、「勇気(courage)」と「想像力(imagination)」の代わりに「夢」とか「希望」とか「愛」とかいう、いささか平凡な言葉が多いように思われることです。
つい何年か前にも、どこかの国の政治家が言った、「人生で大事なのは、夢と希望とサムマネーとチャップリンも言っているじゃないですか」というセリフになるわけです。(さぞかし、黄泉の国の巨匠も苦笑していることでしょう。)
 こうなれば、天才チャップリンがおそらくは練りに練った名セリフであり、「勇気」と「想像力」という言葉に込めた意味、大げさに言えば全人類へ託したメッセージが陳腐なものとなってしまいます。

 映画の名セリフなどの貴重な文化遺産は、正しく後世に伝えたいものです。

 「ライムライト」は当館でも借りていただけます。ぜひ図書館に来てください。
2009年6月1日  タンゴ